くるぶしの捻挫の正しい対処法!捻挫と腰痛の因果関係は?

東洋医学の療術を受けられる人の約8割は「腰痛」の人です。

私は毎月、定期的に健康講座を開いていますが、参加者は大半が50代以上の女性です。

その参加者もまた約8割が腰痛の悩みを抱えており、しかもほとんど全員が慢性化させています。



色々と問診をした資料がありますが、整理してみると次の二つのことが分かりました。

  • 「くるぶしの捻挫」を経験した人
  • 「腓骨、脛骨、大腿骨の骨折」の経験がある人

ということです。

更に分かってきたことは、「腓骨、脛骨、大腿骨の骨折」の経験をした人よりは、「くるぶしの捻挫」を体験した人の方が慢性化しているという事実です。

皆さんは「捻挫」よりも「骨折」の方が完治し難いので、腰痛も「骨折」の方が重症化して慢性化するのではないかと思われでしょう。しかし現実には「捻挫」の経験者の方が慢性化して悩んでいる人が多いのです。

それは何故でしょうか。そこで「捻挫」が何故、慢性化するのかを考えてみましょう。

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捻挫と腰痛の因果関係を検証する

捻挫は何故完治しにくのか?

人は歩く、走る、跳ぶ、跳ねるという行動は足(脚)を使います。その時、捻挫や骨折のダメージをうけます。

捻挫の大部分の部位は「くるぶし」です。くるぶしは範囲の広い足の甲と足の指を支えています。

だから歩く、走る、跳ぶ、跳ねるという足(脚)の負担が全てくるぶしに掛かり、くるぶしの捻挫は治りにくいのです。

くるぶしが完治しないと足(脚)の関節が全て歪む

くるぶしが完治しないと膝関節、股関節、骨盤はどのように歪むのでしょうか?

くるぶしが完治しないまま歩いていると次のような歩き方になります。

  1. 歩く時、親指側に足の甲が傾く
  2. 歩く時、小指側に足の甲が傾く
  3. つま先立ちで歩く
  4. つま先が浮き気味になり踵に重心が掛かって歩く

歩く時は足の裏がピタッと地面に着くのが理想ですが、殆どの人がいずれかに傾いています。自分の歩き方は靴の裏を見れば直ちに判ります。

くるぶしが完治しないで歪んだまましておくと、次は膝関節が歪み、その次は股関節が歪みます

股関節の歪みが腰痛の原因

何故、股関節の歪みが腰痛の原因になるのでしょうか?

大腿骨と骨盤の中の大転子を繋いでいるのが股関節です。大転子は球形の形をしています。その理由は足(脚)全体が全方向に動くようにするためです。

くるぶしから大腿骨までが傾いたまま放置していると、

  • 左右の骨盤の傾いて歪む
  • 高さも左右で違ってくる

これが腰痛の最大の原因です。

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捻挫の正しい対処法

捻挫をした直後の対象法では、先ず大事なことは「冷やす」ことです。絶対に温めてはいけません。

冷やすときに用意するものは、

  • 二枚重ねのビニール袋
  • 冷蔵庫の氷を適量
  • 塩を茶さじ1杯
  • 水を適量

です。

塩は良く冷やすためです。水は患部に氷嚢(ひょうのう)を置いた時安定させるためです。患部にタオルを敷いてその上からこの氷嚢を置いて冷して下さい。

長くても二日も冷やせば内出血はとまりズキズキとする傷みは収まります。

反対の足と患部の体温を比べてみて下さい。同じような体温になっていたらそこで冷やすのは止めます。

冷やすのを止めた後は十日間位は冷すことも温めることもしません。

その理由は患部の体温が基礎体温より低くなっても高くなっても血液の患部を修復する働きが損なわれるからです。

血液は捻挫の傷を修復して同時に捻挫で出来た老廃物の処理もしなくてはなりません。

だから冷やすことも温めることも止めなくてはいけません。

捻挫を治すセルフケアの方法!

このイラストをみて下さい。

内側のくるぶしの真下に×印をつけています。

その辺りを親指の腹で2から3ヶ所押してみて下さい。一番痛いところがポイントです。そこを5秒間位押して離すします。

それを10回位繰返して下さい。そして脹脛(ふくらはぎ)もやさしく揉んで下さい。

慢性化を治していくにはあなたの粘り強い努力が必要です。

頑張って下さい。必ず快方に向かいます。身体はよくなろうとしています。信じて続けて下さい。

※この記事は、東洋医学(主に自己ケア・ストレッチ)専門の指圧師の方に書いて頂いてます。
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