今年もやってきました!健康診断。毎年やってくるこの健康診断が徐々に恐怖となってきたビジネスマンも多いのではないでしょうか。何故なら、ついに宣告される「メタボ診断」が待ち構えているから。
お腹の出っぱりを気にしながらも、ランニングやジョギングをするのは自信がないし・・・。「お腹とメタボと自信のない体力」の板挟みになっている、そんなアナタに今回は朗報をお伝えします!
それが「スロージョギング」です!!今このスロージョギングが大注目されていますが、普通のジョギングと何が違うのでしょうか?
今回はそんなスロージョギングの効果や走り方について解説しました。
スロージョギングとは
そもそもスロージョギングとはどんなものなのでしょうか?スロージョギングとは簡単に言えば“ゆっくりジョギングすること”・・・そのままですよね(苦笑)。
ただ、ジョギングという名前が付いていますが、実際はウォーキングに近いです。
走るランニングより、歩くウォーキングに近い。では「走る」と「歩く」はどれだけ違うのでしょうか?
「走る」と「歩く」の違いはその速度(スピード)だけではなく、内容そのものが大きく違います。走る場合は地面を蹴りますが、歩く場合は地面を押し出します。
この地面を「押す」という行為がスロージョギングの特徴です。
スロージョギングの効果
では実際、スロージョギングの効果はどのようなものがあるのでしょうか?
動きはスローであっても、効果はかなりある・・・というのが、今スロージョギングが注目されている最大の理由です。
ダイエット効果
ある実験では同じ時速4㎞の速さでもスロージョギングはウォーキングよりも消費カロリーが1.6倍多いという結果が出ています。
同じ時間、同じ速さでもスロージョギングはウォーキングよりも効率よくダイエットできるということになります。
毛細血管の増加
スロージョギングの特徴の一つに、遅筋の能力アップがあります。これは同時に筋肉内の毛細血管も増加するということです。
この毛細血管の増加によって、
- 身体の隅々まで血液がゆきわたることで、栄養や酸素がより運ばれる
- 最終的に糖や脂肪が効率よくエネルギーとして消費される
- 血糖やコレステロールなどの“メタボ改善”に効果を発揮する
こととなります。
日常生活で使わない筋肉をたくさん使う
スロージョギングは独特の動きを促すので、ウォーキングともランニングとも違う、普段使わない筋肉をたくさん動かします。
それが少しの運動でも効率よく代謝効率を高めることにつながります。
太りにくい身体に変わっていく
スロージョギングはその名前の由来通り、効果もゆっくりと、しかし確実に現れます。
スロージョギングを続けることで筋肉が徐々に目覚めはじめ、気づけば身体のラインも少しずつ変わっていきます。
そんな全体の筋肉の活性化によって基礎代謝や基礎体力が上がり、少しずつ、太りにくい身体に変わっていきます。
スロージョギングの走り方
スロージョギングは以下のポイントに気をつけて走ればより効果が高まります。
- 背筋をしっかりと伸ばす
-
少しだけ前のめりの前傾姿勢
-
足は地面を蹴らず、そっと押すように前へ
-
着地はできれば足のつけ根で
-
一緒に走る人がいればおしゃべりできるぐらいの「ニコニコペース」で
-
歩きたくなったらいつでも歩く
-
歩幅は小刻みに(できれば10cmぐらい)
-
腕振りは意識せず振り過ぎず自然に
速度はあくまで「スロー」が大事。理想的なスピードは歩いている人を追い抜かないぐらい。
とにかく、スロージョギングの一番のポイントは、まず「走るというイメージを消し去る」ことです!
□スロージョギングの走り方
一番大事なのは続けること!
ダイエットでも筋肉トレーニングでもランニングでも・・・。とにかく一番重要なのは「続ける」こと、「継続する」ことです。
スロージョギングの良さは何といってもこの「続ける」ことに適していることです。
運動経験のない人や中高年の人でも無理せずに続けられる。歩きたくなったらいつでも歩いてオッケー!
楽して痩せて、脳も健康になって、そして身体全体も健康になって、良い事ばかり・・・。
いかがですか?「ランニングでダイエットなんてとてもとても。ハードルが高すぎるよ!」という人も、「ダイエットを諦めてメタボゾーンへまっしぐら!」という人でも、スロージョギングなら始められそうでしょう?
アナタも今日から、スロージョギングでゆっくり、でも確実に、ダイエットに挑戦してみませんか?
コメント