最近、ジムに通い始めた友人から先日こんな話を聞きました。
「ジムで走ってから外で走ると、何か疲労とか筋肉痛とかが全然違う感じなんだよね。外で走る方が体力使うのかな?ジムと外で走るのはどっちがいいんだろう?」
確かにそういう感覚を持っておられる人も多いかも。外のランニングとジムのマシンでのランニング、それぞれのメリットやデメリットは知っておきたいところですね。
そこで今回はジムで走る、ランニングマシンで走る、外で走る、その違いと特徴をまとめてみました。
ジムのランニングと外のランニングは同じ?
結論から言いますと、やはりジムのルームランナーと外で走るのとでは身体への負荷は違います。
ルームランナータイプのランニングマシンは、地面(ベルト)が回ってくれます。それに対して外で走る場合は、自分の足で地面を蹴って前へ進みます。
この蹴る力の有無、負担の有る無しが足への負担にとって大きく違ってきます。
またジムは室内ですが、当然のように外は室外ですから、気温の変化や雨や風による負荷、そして路面の状況の変化が微妙に足への負担を増します。
車やすれ違う人などの障害物からの回避も気づかないレベルで足腰への負担をかけています。
ですから、同じスピードで同じ時間を走った場合は、外で走る方が運動量的には効果が高いようです。
ランニングマシンで走るメリット
それでは、ジムで走るのは効果がないのでしょうか?
そんな事はありません。ジムで走る、ランニングマシンで走ることは、外のランニングにはないメリットがあります。以下にその代表例をあげてみます。
天気に関係なく走れる
まず最初に、雨の日も晴れの日と同じように走られます。これはとても大きなメリットですね。
記録が取りやすい
ジムでは時間を測ったり、ランニングマシンによっては「何キロ走ったか」「何カロリーを消費したか」のかが表示されたりするので記録がとても取りやすいです。
自分のペースを確認しながら走れる
ランニングマシンは、時速を自分で早めたり、遅くしたりすることができます。自分のペースが速いのか遅いのかを確認しながら走ることができます。
膝への負担が少ない
着地面がゴムなので、膝への負担が少ないです。膝に持病を抱えている人などは、ランニングマシンは非常に有難い存在です。
障害物が無い
信号や車、自転車などの障害物を気にすることなく走ることができます。
自分の今のペースが判断できる
外を走っていると、「今自分のペースは落ちているのか?いないのか?」という事が解かりづらいですが、ランニングマシンでは速度が表示されているので、自分の今のペースが判断できます。
お金をかけているから・・
「折角お金をかけたのだから・・・」と、ジム通いをすることで、結果的に続けることで、走る量や頻度が上がる効果があります。
※ランニングマシンの基本的な使い方
外で走るメリットは?
それでは今度は外で走るメリットはどうでしょうか?前述の「高い運動量」という面以外にも次のようなメリットがあげられます。
外は開放感がある
外の空気を感じることによる開放感がある。特に天気の良い日はこの感覚は格別です。これはまずジムのランニングマシンでは味わえません。
ランニング仲間との輪が拡がる
仲間や複数の人たちと一緒に走ることで、ランニング仲間との輪が拡がります。コミュニケーションの幅も拡がりますね。
ランニングマシンと外ではどっちで走るのがいいの?
ジムでのランニングマシンと、外でのランニング。どちらもメリットがあり、どちらもデメリットがあります。雨の日は室内で濡れずに走りたいし、走り終えたらすぐにシャワーを浴びて気持ち良く帰りたいのも人情です。
ですので、どっちで走ったほうがいいのか?というのは一概には言い切れません。
例えば次のような使い分けはどうでしょうか?
自分のペースで自分が楽しいランニングを!
いかがでしょうか?
外で走るのも楽しいし、ジムのランニングマシンも効果的。どちらを活用するにしても、要は毎日続けて走ることが大事です。
そして一番大事なのは、自分のペースで自分が楽しいランニング時間をしっかり持つことですね。
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