サッカーが健康にもたらす大きなメリットとは?

現在ほど健康ブームが頂点に立っている時代もないでしょう。巷ではありとあらゆる健康グッズや健康食品が出回っています。

昔はスポーツをやっていたサラリーマンで運動選手だった頃の体力がもうかなり擦り減ってきて、何かスポーツをやりたいと思っている人も多いでしょう。

スポーツは見るのは大好き、特に、サッカーが一番!そんな貴方は、一度そのサッカーに挑戦してみませんか?

今回はそんなサッカーが健康にもたらすメリットについてご紹介します。

サッカーが健康にもたらすメリットとは?

ランニングが代謝に良い

「何か運動しなくちゃなぁ~」と感じて、まず思い立つのは「ランニング」ではないでしょうか?それは半分正しいですが、実は半分間違っている・・・というのが今回のお話しです。

人間の健康でもっとも重要な動きであり、最も基本となるものが、「歩く」もしくは「走る」ということだ・・・という事実が今脚光を浴びています。

理由は歩くとか走るという動きが身体に与える影響が計り知れないから。古来から人間が生きていく上で、最も大事な動作がこの「歩く」と「走る」でした。

人間の身体が健康を保つためには代謝と呼ばれる細胞の活性と再生が不可欠で、それが全身で行われる必要があります。

その代表が「足」で、

  • 代謝の細胞が身体の中にある筋肉で最も多く含まれている
  • 身体の中で最も血管やリンパ節が密集している部分

でもあります。

ここまで読まれたらもうお解りですよね?

そうです。「足を使うスポーツの典型」と言えば?サッカーです。また人間の足は「蹴る」という動作のときに最も細胞が活性化するというのもわかってきました。

これはランニングにはない動きです。

高血圧の予防にも

またサッカーには、姿勢の矯正やバランス、筋力や骨強度の向上など、非常に密度の濃いトレーニングを比較的自然に、しかも同時に行うことが出来るメリットがあるようです。

イギリスのエクセター大学のピーター・クラストラップ氏が研究した結果によると、サッカーが高血圧軽減に役立つ可能性が解ったとのことです。

この実験は軽度~中度の高血圧のある31~54歳の男性22人を対象に娯楽として(スポーツではなくてあくまで娯楽レベルのサッカーです)サッカーを1セッション1時間として週に2回始めてもらいました。

6か月後には被験者の4分の3が正常値になり、肺機能・安静時の心拍・体脂肪の改善が見られました

目的をもった協調行動が健康を促進

またこの研究で興味深いレポートがありました。

それは「サッカーを通じて運動することが楽しいグループ活動になっていることで、より健康を増進する可能性がある」ということです。

人間は目的をもった協調行動に健康を促進する力を発揮する要素があるらしいのです。

ランニングとここが違うところですね。

激しいスポーツの代表のようなサッカーですが、

  • グループの活動で一つの目的に向かって強調する
  • 多くの基本的動作が組み合わさっている
  • 一番動作で代謝が効く足を使う

などから、娯楽(話しながら楽しめる)レベルでも充分に健康増進に役立つということが解ってきたのです。

サッカーで健康に注意すべき点は?

そこまでサッカーが健康に効果的だと解ると、つい「それじゃ自分も・・・」と思いがちです。

ですが、サッカーがすべての健康の万能選手かというと少し注意が必要です。

例えば次のような症状が起こる可能性があるんです。

アキレス腱の断裂
準備運動を怠ると、自分でも想像以上に瞬発的な動きを要求されルため、アキレス腱に一気に負担がかかる

肉離れ
ついムキになって足を動かす

足首の捻挫
ボールを獲り合うときや、ヘディングの着地時

ヘルニア痛
腰への負担が大きくなる

など・・

あくまでも健康のためのサッカーに留意することが重要です。

サッカーは一つのボールをゴールに入れる解かり易い、熱いスポーツですので、ついつい選手としてサッカーをしてしまうと思わぬ大怪我をする危険があるので、その点だけは注意したいですね。

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